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リバースモーゲージと生活保護。老後の生活資金に悩む方の選択肢

生活保護
「人生100年時代」といわれる現代。日本人の平均寿命は伸び続け、多くの人が長生きできるようになりましたが、その分老後資金について不安を感じている方も多いことでしょう。
老後のための資金を貯蓄していなかったり、医療費などの予想外の出費で預金を切り崩してしまうと、生活資金にもこと欠くようになり、その状態が続くと老後破産してしまう可能性もあります。

このような老後破産に対応する最後のセーフティネットとして「生活保護制度」があります。
生活に困窮している方に対し、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした制度で、生活保護が必要であると認められた要保護世帯向けのリバースモーゲージも存在します。

そこで今回は、国が提供するリバースモーゲージ制度である「不動産担保型生活資金」を紹介し、民間のリバースモーゲージとの違いについてもお伝えしてまいります。

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■国が運営するリバースモーゲージとは?
■国と民間のリバースモーゲージでは目的や条件が違う
■豊かな老後資金の準備には民間のリバースモーゲージを活用
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国が運営するリバースモーゲージとは?

国が運営するリバースモーゲージとは、厚生労働省が定めた「生活福祉資金貸付制度」のうちの、「不動産担保型生活資金」のことを指しています(※1)。

(※1)厚生労働省 生活福祉資金貸付制度

文字通り不動産(自宅)を担保として生活資金を貸し出す制度で、実際の窓口は各地方自治体の社会福祉協議会です。

この制度は、

・不動産担保型生活資金・・・低所得の高齢者世帯が対象
・要保護世帯向け不動産担保型生活資金・・・生活保護受給中の高齢者世帯

の2種類に分かれており、保証人の有無や貸付限度額といった条件に違いがあります。

不動産担保型生活資金 要保護世帯向け
不動産担保型生活資金
対象年齢 原則65歳以上 原則65歳以上
対象者 低所得の高齢者世帯
(住民税非課税世帯又は均等割課税世帯程度)
要保護世帯であると福祉事務所などが認めた世帯
対象不動産 居住している土地(建物・マンションを除く) 居住している不動産(土地・建物・マンション)
貸付限度額 土地の評価額の70%程度 土地及び建物の評価額の70%程度(マンション の場合は50%程度)
貸付額 月30万円以内 生活扶助額の1.5倍以内
貸付利子 「年3%」または「長期プライムレート」のいずれか低い利率 「年3%」または「長期プライムレート」のいずれか低い利率
保証人 推定相続人の中から1名 不要

国と民間のリバースモーゲージでは目的や条件が違う

国と民間のリバースモーゲージでは、その趣旨である目的や、融資を受けるための条件に違いがあります。

●目的の違い
国の提供する不動産担保型生活資金は、生活に困窮している高齢者世帯の生活を支援することが目的です。
一方、民間のリバースモーゲージは老後の生活をより充実させることが目的となっています。

●所得や対象年齢の違い
不動産担保型生活資金は生活資金が不足している低所得者層が対象となっています。そのため、住民税の非課税世帯または均等割課税世帯程度(または要生活保護世帯)であることが必要です。
一方、民間のリバースモーゲージの場合、「一定以上の所得」があることが求められます。
(例えば年金を含めて年収120万円以上など)

また、対象年齢についても違いがあります。
不動産担保型生活資金では基本的に65歳以上が対象になっているのに対し、民間のリバースモーゲージでは55歳から60歳程度の方も利用可能な場合が多くなっています。

そのため、民間のリバースモーゲージであれば、60歳の定年と65歳の年金支給開始の間の「空白の5年」をカバーすることや、早期定年退職した方の利用も可能です。

●1ヵ月あたりの貸付金額や用途の違い
不動産担保型生活資金では融資限度額は不動産評価額の70%程度ですが、貸付限度額は1ヵ月あたり30万円(または生活扶助額の1.5倍)となっており、一度にまとまった資金を借りることはできません。

一方、民間のリバースモーゲージでは、年金のように毎月一定額を借りることもできますし、一括でまとまった資金の融資を受けることも可能です。

この違いは借りた資金の用途にもあらわれており、不動産担保型生活資金はその名のとおり月々の生活資金にしか利用することができませんが、民間のリバースモーゲージでは生活資金にゆとりを持たせるほかにも、

・バリアフリー化を目的とした住宅リフォーム
・住宅ローンの一括返済
・趣味や旅行

といったさまざまな用途に利用することができます。
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豊かな老後資金の準備には民間のリバースモーゲージを活用

同じリバースモーゲージとはいえ、国が提供する不動産担保型生活資金と、民間のものとは大きく性格が異なることがご理解いただけたかと思います。

不動産担保型生活資金は、あくまで生活に困窮した方を支援するための公的制度ですので、今後の人生を充実させるための老後資金を得るには、民間のリバースモーゲージを活用したいところです。
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【出典元】
厚生労働省 生活福祉資金貸付制度

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URL:https://www.tokyostarbank.co.jp/education/asset/20181101_4.html

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